繋
急ではございますが、このMiSCeLARE AlpHa 8月いっぱいまでで閉鎖する事になりました。
リンクをして下さった皆様、このサイト運営に手を貸してくださった皆様、有難うございました。
リンク解除をお願いします。
勉強のせいで更新が全然出来ないので、サイト運営の意味が無いと痛感致してこの様な形を取ります。
その辺りはご了承下さい。
もし、また何処かでサイトを運営する機会があったら良いですが
それはまたずっと先の話でしょう。
イラストはまだまだ未熟ではございますが、芸術への道へ突っ走っていきたいと思っています。
きっと私が何処かへ就職し、サイトを持ったとしても同じPNやサイト名ではないです。
画風も、違った形へとなる・・・・そう思います。
その時はまたその時です。
自分なりのストーリーを絵に生かせる、そんな人間になるよう頑張ります。
・・・・・何かさっきから、めちゃくちゃ人生論じゃないけど、難しいこと語っちゃってます。
今、すっごい自分が可笑しいです・・・・はい。
***
彼女は眠い目を擦りながら、重たい足を持ち上げ、光を求めて歩き出す。
カーテンを少し開け、こつん、と物静かに響かせ窓硝子におでこを当てると、
ヒンヤリとした冷たさが徐々に眠気を覚ましていく。
私は少し錆びた窓のロックに手を掛け、ぼそりと一言呟いた。
そのとき、彼女が呟いた言葉を知るものは 部屋の隅にあるベッドでウトウトしている黒猫だけであろうか。
彼女は窓をがらりと開けた。
眩しい日の光が、彼女と薄暗い部屋全体を明るく照らしていく。
ちゅんちゅんと小鳥のさえずりが木霊し、心の奥に甲高く響き渡っている。
空は、雲を運び、鳥は、朝日を運び、街は、賑やかさを運び・・・・
一つが皆、皆が各々の役目を果たし、日々を送っている。
私は・・・・・誰のために、何のために日々を送っているのだろう。
いつの間にか目を覚まし、彼女の横で一緒に日の光を浴びていた黒猫は
俯いた彼女の方を見つめ、にゃあ、とひと鳴きした。
「・・・・・うん、御飯にしようか。」
彼女は黒猫を抱きかかえ、部屋の中へ戻っていった。
***
今まで有難うございました。それではまた、会う日まで・・・・。
雨漏